カテゴリー「よ」の記事

2009年10月25日 (日)

寄せ集め

弟子:

今度は、「あの雑誌は、四方山話の寄せ

集めだから・・・」の「寄せ集め」「ごった煮」

「かき集め」ですが・・・?

先生:

“大杂烩 dàzáhuì”

と言うな。

“如果没有货币,

GDP就是大杂烩。

我们无法将这个大杂烩

汇总成一个有意义的总量。

を訳してご覧。

弟子:

「もし貨幣というものがなかったら、GDPは、

 単なるごった混ぜに過ぎず、このごった混

 ぜを意味のある数量に取りまとめることは

 出来ない。」

先生:

「よもやま話」の「寄せ集め」だから、どうなん

だい?

面白いのかい?

面白くないのかい?

弟子:

答えは、

「編集が簡単だ」

なんです。

見てくださいよ、ここ。

「卑弥呼は、男だった!」

「卑弥呼は、女の中の女だった!」

が、同じ号に載っているんですよ。

先生:

なるほど。

2009年8月28日 (金)

よくもまあ

弟子:

今度は、「お前、よくもまあ、とっさに、うまく言い

抜けたなー。よくも、『この人は、海猿なんです』

などと言えたものだなあ」の「よくもまあ」ですが

・・・?

先生:

日本語と中国語は、小気味がいいほど、こうい

った文章になると、似て来るんだよな。

“亏得··· kuīde···

と言うよ。

弟子:

では、

「よくもまあ、思いついたなあ。」

「よくもまあ、口に出せたなあ。」

は、どう言いますか?

先生:

“亏得想得出来。

“亏得能说出口。”

じゃよ。

簡単じゃろう?

弟子:

似てますね。

でも、「主語」は、なくてもいいんですか?

先生:

「主語」?

『日本語に主語はいらない』(講談社選書メチエ)の

著者、金谷武洋氏に、ぶっ飛ばされるぞ。

いや、わしも、ぶっ飛ばしたくなるよ。

自然な日本語、自然な中国語を話そうと思ったら、

そういう、西洋かぶれの浅薄な知識を振り回すな。

「わしの弟子ともあろうものが、よくもまあ・・・。」

弟子:

すみません。

「先生の弟子ともあろう者が、よくもまあ西洋かぶ

れを脱却できたものだ」と言われるように努力

しますので、ご勘弁ください。

先生:

おかしい、どこか、おかしい?????

よろよろ

弟子:

今度は、「君のおじさん、大丈夫かね、一人で

行かせて。よろよろしているぜ」の「よろよろ」、

「よたよた」ですが・・・?

先生:

“摇摆 yáobǎi”

“摇摇晃晃 yáoyáohuànghuàng

“蹒跚而行 pánshānérxíng”

などと言うよ。

弟子:

ちょっと、失礼。

“蹒跚 pánshān

『中日大辞典』  ひょろひょろ歩く

『中日辞典』    よろよろと歩くさま、ふらつくさま

『中国語辞典』  (足腰が不自由なため)

           ふらふら歩く、

           ふらつく、ひょろひょろする

先生:

日本語の「ひょろひょろ」歩くは、余り聞いた

ことがないな。

今でも、使うのかい?

弟子:

そうですね、確かに、使われなくなって来て

いますね。

“蹒跚

の方は、まず、日本人には意味も分からない

し、音も想像がつかない漢字の組み合わせで

すね。

先生:

確かにな。

弟子:

筆談は無理だと思います。

やってみましょう。

日本人:老人、何故、歩、遅?

中国人:蹒跚

日本人:???

中国人:摇摇晃晃

日本人:???

           如亀

中国人:????

先生:

???????????

2009年8月 8日 (土)

欲に目がくらむ

弟子:

今度は、「人間、欲に目がくらむと、人殺しまで

平気でやってのけてしまうんですね」の「欲に

目がくらむ」「欲に目がくらんで道を誤る」です

が・・・?

先生:

“利令智昏 lìlìngzhìhūn”

“利欲熏心 lìyùxūnxīn”

と言うよ。

弟子:

ちょっと、失礼。

“利令智昏 lìlìngzhìhūn”

 『中日大辞典』      <成>利欲は人の明知を盲目に

                 させる

 『中日辞典』    <成>欲得は頭をぼんくらにさせる、

                 欲に目がくらむこと

 『中国語辞典』   <成>利欲が理性を失わせる、

                 利欲に目がくらむ

 『50+630』         なし

先生:

人間である限りは、誰でも、この「リスク」を抱えていると

言えるだろうな。

弟子:

例えば?

先生:

例えば、若いころの「美貌」じゃが、それを永遠に

キープしようとするがかなわず、若い人が妬ましく

なり、若い美しい人を「眠らせて」しまうなどじゃよ。

弟子:

そうですね、下手をすれば、彼女を殺しかねません

よね。

でも、そのために、「写真」があるのですから、それ

を活用しない手はありませんよね?

先生:

「デジカメ」は、そのためにあるのかい?

弟子:

もちろん、そうです。

先生:

じゃが、「ブッダ」の教えには、

「写真に残しても、変わるものは、変わってしまう」

とあるぞよ。

いわゆる、「諸行無常」じゃよ。

弟子:

ウソー!

何経に、あります?

2009年8月 7日 (金)

欲深い

弟子:

今度は、「彼女ほど欲深い人は、いないな。地上

にある全ての物を自分のものにしないと気がすま

ないと見える」の「欲深い」「貪欲である」「欲の皮

がつっぱっている」ですが・・・?

先生:

“太贪心了 tàitānxīnle

“贪心不足 tānxīnbùzú

“得寸进尺 décūnjìnchǐ

などと言うな。

弟子:

ちょっと、失礼。

“贪心不足 tānxīnbùzú

 『中日大辞典』  <喩>貪欲できりがないこと

 『中日辞典』   貪欲で満足を知らない

  『中国語辞典』  なし

 『50+630』    なし

先生:

君が例に挙げた彼女だけど、きっと「博愛主義者」

に違いないよ。

弟子:

エッ、なぜですか?

先生:

この世のものが全て自分のものだと思えば、

「もったいない」「かけがえのないものだ」など

と考えて、草木一本まで大切にするだろうが。

弟子:

なるほど、そうか。

例えば、私が、今目の前にいる「お年寄り」を

自分のものだと思えば、大切にする気が湧い

て来るんですね。

先生:

そうだよ。

「ブッダ」が「見抜いた」のは、そこだぜよ、きっと。

弟子:

なるほど。

先生、あなたは私であり、私はあなたである、訳で

すね。

じゃー、この「おまんじゅう」、一つしかありませんが、

どちらが食べても同じでね。

いただきます!!!

先生:

しまった!!!

2009年7月26日 (日)

陽動作戦

弟子:

今度は、「敵を欺くために、わざと正面を衝くと

見せて、側面を衝く」の「あちらと見せかけこち

ら」「陽動作戦」ですが・・・?

先生:

あー、

“佯动 yángdòng”

“声东击西 shēngdōngjīxī

などという言葉があるな。

弟子:

ちょっと、失礼。

“声东击西 shēngdōngjīxī

 『中日大辞典』  <成>口では東を撃つように言って、

                西を撃つ、奇計で虚を衝く

 『中日辞典』    <成>東を討つと見せかけて西を討つ、

                敵は本能寺にあり

 『中国語辞典』   <成>(口では東を撃つと言いながら

                 実際には西を攻撃する→)

                 奇計で虚を突く

 『50+630』   なし

先生:

この世の中は、「奇計」「奇策」に満ち満ちて

いるな。

そう思わないかい?

弟子:

いえ、「愚計」「稚拙な計略」「普通の計略」の

方が多いと思います。

本物の「奇計」は、ごく稀ですよ。

先生:

そうかな?

ところで、今日、わしをこんなにゴージャスな

レストランに招いてくれたのは、なぜかね?

弟子:

いえ、別に、他意はございません。

「良い景色を楽しんでいただくためです。」

先生:

「景色」?

弟子:

もちろん、「飲み物は」も楽しんでいただけます。

「飲み物」は、私のおごりです。

先生:

となると、料理は、わしのおごり?!

帰ろうっと!!!!!

2009年7月15日 (水)

余生を送る

弟子:

今度は、「50人もの孫に囲まれて、余生を送れる

なんて、幸せの一語に尽きますね」の「余生を送る」

ですが・・・?

先生:

あー、こんな感じかな。

“过晚年 guòwǎnnián

“度过晚年 dùguòwǎnnián

“欢度晚年 huāndùwǎnnián

弟子:

「余生」にも、いろいろありますよね?

先生:

そうじゃよ。

1日の「余生」もあれば、50年の「余生」もあるよな。

弟子:

50年ともなると、一部の人の「一生」よりも長いです

よね。

余り長いと、飽きてしまうんじゃないでしょうか?

先生:

寿命が延びている今日、「余生第1ステージ」

「余生第2ステージ」「余生第3ステージ」位は

考えて置く必要があるだろうな。

弟子:

先生の場合、どんな風に過ごされてますか?

先生:

第1ステージ・・・どんな趣味があるか調べる

第2ステージ・・・一つの趣味を試してみる

第3ステージ・・・どの趣味にするか正式に決める

弟子:

?????????????

2009年7月 7日 (火)

弱含み

弟子:

「今、日本円が、弱含みなんですよね」の「弱含み」

「軟調気味」ですが、どう言いますか?

先生:

“熊市 xióngshì

“疲软 píruǎn

“看跌 kàndiē

などと言うよ。

弟子:

外国為替の動向を予測するのは、非常に難しい

ですね。

先生:

そりゃー、影響を与える因子が、余りにも多いから

だよ。

物事を単純化するために、まずは、私と君の二人

だけで、日本円と米ドルの交換をやってみようじゃ

ないか。

弟子:

いいですよ。

では、ここに100万円ありますが、いくらで買って

いただけますか?

先生:

1ドルで、どうかな?

弟子:

1ドル?

御冗談を!

先生:

では、明日の午前10時に、もし雨が降っているにも

かかわらずお日様が出ていたら、1000ドルを、君に、

100円で売ろうじゃないか?

どうだい?

弟子:

いいですよ。

でも、もし、その時、風が秒速3メートル以上であったら、

明後日の夜8時に、820ドルを・・・・。

先生:

あー、複雑怪奇!

やはり、「神の手」にゆだねるのが、分かりやすくて

いいな。

2009年7月 5日 (日)

世をすねる

弟子:

今度は、「おまえ、こんな世の中だからどうしようもない、

すべて世の中が悪いんだと思ってるのかも知れないが、

そんな風にすねていても、誰も助けちゃくれないよ」の

「世をすねる」「世の中が悪いとする」「社会のせいに

する」ですが・・・?

先生:

ピッタリの言葉があるよ。

“玩世不恭 wánshìbùgōng

弟子:

ちょっと、失礼。

 『中日大辞典』      世の中を茶化し不遜である

 『中日辞典』         <成>世間をもてあそび言動が

                 不遜である、

                 生活態度が不まじめである

 『中国語辞典』   <成>(多く若者が世の中が思い

                  どうりにならないのを不満

                  に思い)世事を軽んじて不

                  まじめな言動をする、

                  世をすね生意気な態度を

                  取る

 『50+630』    なし

なるほど、「どんぴしゃ」ですね。

このすね方が高じると、「屈原」や「ヨブ」のようになるので

しょうか?

先生:

君、この人達と、ちょっと挫折したから、「キレた!」、

「頭に来た」などとぬかしている者を一緒くたにしちゃ

ー、いけないよ。

買いたかった「アイスクリーム」が品切れで、キレて、

「この世は、ままならない」などとすねている者と、君が

挙げたお二人は、全然悩みのレベルが違うんだよ。

このお二人は、「真面目に生き、耐えに耐えて」も、

世の中に「罪」や「苦しみ」がなくならないことに絶望した

我々の先輩なんだから。

弟子:

分かりました。

実は、今朝、「ケチャップ」が食卓に切れていて、

仕方なく「マヨネーズ」をウィンナーに掛けて食べ

たんです。

それで、自分は、「ヨブ」か、「屈原」になった気分

で、世を呪っていたのですが、とんだお門違いで

あることが分かりました。

先生:

そうだよ。

仮に、塩も砂糖も切れていても、いや、ウィンナー

が切れていても、世をはかなむのは、早計という

ものだぜよ。

2009年7月 2日 (木)

弱みに付け込む

弟子:

今度は、「あの会社の弱みに付け込んで、ひと儲けしよう

ぜ」の「弱みに付け込む」「人の弱みに付け込む」ですが

・・・?

先生:

“乘人之危 chéngrénzhīwēi

“落井下石 luòjǐngxiàshí”

“抓住···的弱点

zhuāzhù···deruòdiǎn

などと言うよ。

弟子:

ちょっと、失礼。

“落井下石 luòjǐngxiàshí”

 『中日大辞典』     <成>人の苦難に乗じて害を与える、

                 人の弱点に付け込む、

                 首つりの足をひっぱる

 『中日辞典』    <成>井戸に落ちた人に石を投げ入れる、

                 人の危急につけこんで打撃を加え

                 ること

 『中国語辞典』   <成>(井戸に落ちた者に更に石を投げる

                  →)人の窮状や弱みにつけ込んで

                  痛めつける

 『50+630』    なし

先生は、こういう経験は、おありですか?

先生:

あるよ。

二度も三度もあるよ。

弟子:

えっ、本当ですか?

一例を、ご披露していただけませんか?

先生:

いいよ。

ある地区の商店の雨傘を買い占めておき、土砂降りの

雨が降るのを待って、2倍の値段で売りつけたんだよ。

弟子:

で、売れましたか?

先生:

もちろん、皆、喜んで買ってくれたよ。

弟子:

で、どの位、雨を待ったのですか?

先生:

確か、3か月位、待ったかな?

弟子:

??????

2009年3月 9日 (月)

よがり声

弟子:

先生、ご機嫌が良さそうなので、「下ネタ」をお願い

申し上げます。

「よがり声」ですが・・・?

先生:

聞いたことないな。

弟子:

にわかには、信じられませんが、それは、どうでも

いいです。

何て言いますか?

先生:

“叫床 jiàochuáng

“淫声 yínshēng

“淫浪的呻吟声 yínlàngdeshēnyínshēng

などと言うよ。

弟子:

ちょっと、失礼。

“叫床 jiàochuáng

 『中日大辞典』  なし

 『中日辞典』    なし

 『中国語辞典』  なし

 Google中文  2,690,000件

 百度中文   6,140,000件

何だか、「ベッドを!」って叫んでるだけって感じですね。

やはり、日本語の方が、味がありますね。

先生:

「よがるーよがり」

がか?

「よくなる、よくなる」

って、叫んでいるだけじゃないのか?

弟子:

????

2009年1月12日 (月)

ヨガ

弟子:

先生、最近、「ヨガ」にこっているんですよ。

先生:

君、間違っていないか?

「肩がこる」ので、「ヨガ」に行くんだろう?

弟子:

いえ、

「肩」がこるので、「ヨガ」に行って、「ヨガ」に

こるようになってしまったんです。

先生:

ややこしいこと言うなよ。

で、何が知りたい?

弟子:

ズバリ、「ヨガ」ですが・・・。

先生:

“瑜伽 yújiā”

“瑜伽 yúgā”

と言うよ。

弟子:

日本語と同じですね。

梵語なんですね。

インドから、いろいろなものが伝わっているんですね。

先生:

そうじゃよ。

歴史と伝統において、中国といい勝負なのは、まさに

インドで、お互い、大昔から交流があるのさ。

弟子:

その割に、中国の「太極拳」がインドに伝わったという

話は聞きませんね。

先生:

いやー、それは、これからだろう。

日本を経由して伝わって行くのだろう。

弟子:

う~~~ん、どうですかね?

2009年1月 6日 (火)

夜逃げ

弟子:

先生、中国語には、日本語の「夜逃げ」に相当する

言葉がないとのことですが、ちょっと、日中辞典を

引いてみましょうか?

 『日中辞典』 “夜里逃跑”

    “乘夜远走高飞”

などとなっています。

先生:

言葉の説明としては、正しいが、そういう言い方は

普通しないんじゃよ。

言葉は、「習慣」だからね。

ネイティブが言わない言い方を覚えても、仕方ない

よ。

弟子:

では、どうしても、日本語の、

 「逃げた」+ 「金を踏み倒した」

つまり、

 「夜逃げした」

を言いたい場合には、どうすればよろしいでしょうか?

先生:

“他逃跑了。他赖债了。

 tātáopǎoletālàizhàile

と言うしかないだろうな。

弟子:

そうですか。

今回は、日本語の「技あり」、優勢勝ちですね。

先生:

??????????

2008年12月22日 (月)

よんどころない

弟子:

先生、日本企業での次の会話の意味、理解でき

ますでしょうか?

先生:

師をテストしようと言うのかね?

弟子:

(Aさん)Nさん、昨夜のパーティーで、お見かけしません

     でしたね?

     あなたがいないと、場が盛り上がらなくて、つまら

     ないですよ。

(Nさん)元々は出席するつもりでいたのですが、よんどころ

     のない事情がありまして、それで・・・。

     残念でしたよ。

     おいしいワインを逃してしまって。

先生:

「よんどころない」は、「政治とは関係ないが」というような

意味ではないのかな?

弟子:

「政治」?

どうして?

あー、先生、「まんどころ、政所」とは、違いますよ。

似ていなくもないですが。

何と、「どうしようもない事情」という意味なんですよ。

先生:

おや、まー。

だったら、

“不得已 bùdéyǐ”

“无可奈何 wúkěnàihé”

ということかな?

弟子:

ちょっと、失礼。

“无可奈何 wúkěnàihé”

 『中日大辞典』 如何ともしがたい、どうしようもない、

           やむを得ない 

  『中日辞典』   <成>施すすべがない、しかたがない、

               どうしようもない

 『中国語辞典』 <成>いかんともすべなし、

               いたしかたがない、

               どうすることもできない

 『50+630』   どうにもならない

先生:

外国人は、「よんどころない」まで使えなくとも、構わん

だろうが・・・。

弟子:

そうですね。

日本人でも、こういう言葉は使わないで生涯を終える

人は多いと思います。

まー、自然の流れにまかせましょうよ。

先生:

そうじゃよ。

「ケセラセラー、なるようになる」、じゃ。

2008年12月19日 (金)

世が世なら

先生:

世が世なら、広い邸宅に住んで、自家用機を

乗り回していただろうになー。ほんのタッチの

差でビル・ゲイツ氏に先を越されてしまったよ。

弟子:

本当の話ですか?

先生:

夢の中での本当の話さ。

弟子:

先生、「世が世なら」って、どう言いますか?

先生:

“搞不好 gǎobuhǎo

だよ。

弟子:

へー、面白い言い方ですね?

日本語では、「へたをすると」とも訳せるケースが

ありそうですね。

先生:

世が世なら、私も父親から日本語を学んで、

日本語の世界的権威になっていたかもな?

弟子:

先生、まだ遅すぎませんよ。

あと、2年は、生きられるんじゃないでしょうか?

先生:

あと2年?

君は、随分と、ズケズケ物を言うな。

 

2008年7月18日 (金)

寄らば大樹の陰

先生:

「大樹」と言えば、こういうのもあるな。

“大树底下好乘凉

dàshùdǐxiàhǎochéngliáng ”

弟子:

ちょっと、失礼。

 『中日大辞典』 “挨着大树有柴烧”

             <諺>大樹のそばに居れば、薪には

                こまらない。

                寄らば大樹のかげ。  

 『中日辞典』        なし    

 『中国語辞典』  なし

 『50+630』   なし

先生:

君達が、好きな言葉じゃろう?

弟子:

そうですかね?

先生:

いい学校を出て、大きな企業や政府機関に勤めて、

安定した生活を営むっていう考え方をする人には、

しっくり来る言葉のはずじゃよ。

弟子:

先生、「山一證券」の倒産を契機に、日本には、

絶対倒れない「大樹」などないことが分かってしまっ

たんですよ。

「大樹が倒れる時は、下敷きになる人も多いし、

悲惨な目に遭う」という現実を目の当たりにして

しまったんですよ。

先生:

じゃー、今は、この言葉は死語だというのかね?

弟子:

そうは言いませんが、少なくとも「大樹神話」は、崩れ

去りましたね。

先生:

で、君は、何に寄りかかって生きているんだね?

弟子:

「大国」ですよ。

先生:

君、それは、やめた方が良いよ。

「国」ほど信用できないものはないよ。

2008年6月19日 (木)

横浜

先生:

日本語の漢字を中国語にした場合に、

読み違えが起きやすい単語(漢字)の

例として、「ブルーライト よこ~はま」の「横浜」

があるな。

弟子:

どうして、「よこ~はま」なんですか?

先生:

あー、「昭和は遠くなりにけり」。

君は、日本史の単位を取っていないのかね?

弟子:

先生、大げさな、「日本歌謡史」でしょ、それは。

それはともかく、なぜですか。

先生:

「横浜」の「浜」を辞書で引いてご覧。

弟子:

あっー、

“浜 bāng

なんですね。

先生:

上海に

“肇嘉浜路 zhàojiābānglù”

という通りがあるよ。

で、「横浜」は、

“横滨 héngbīn

じゃ。

弟子:

でも、先生、上海の元日本人居住区には、

確か「横浜橋」っていう橋が残っているって

聞いてますが、これは、どう読みますか?

先生:

それは、

「ヨコハマバシ」

じゃよ。

日本語だよ。

ところで、2009年は、横浜開港150周年に

あたるね。

いろいろとイベントがあるようだね。

また、「ブルーライト よこ~はま」に出かけて

みようかな。

 

2008年3月24日 (月)

読みが深い

弟子:

先生、飛び入りの続きですが、今、なんておっしゃいま

した?

先生:

入木三分 rùmùsānfēn”

じゃよ。

弟子:

ちょっと待ってくださいよ。

 『中日大辞典』 ①筆力が勇健である

           ②眼光が鋭い

 『中日辞典』   筆力雄勁である形容。現在では議論の

           深さや観察の鋭さをたとえることが多い

 『中国語辞典』 (王羲之の木版に書いた字は墨が板に

           三分もしみこんでいたとの言い伝えから)

           書道で筆が力強いこと。議論・見解・分析

           や人物・性格の描写が鋭く本質に触れる           

 『50+630』  なし

なるほど。

書道から来た言葉なんですね。

先生:

そうじゃよ、最近のTVなどの評論家諸氏の話は、

ではあるが、結果論が多いな。

「こういういうことが起こりそうだ。」

「こういうことを予防するには・・・すれば良い。」

などの発言はほとんどないね。

弟子:

そういえばそうですね。

でも、余り予防策なんか話してしまったら、詐欺師が

逆利用するんじゃないでしょうか?

先生:

それもそうだね。

詐欺師諸君は、「結果論」の逆を行っているからね。

眼光鋭く、盲点を突いて来るからね。

2008年1月30日 (水)

宵越しの金は持たない

弟子:

先生、中国の人は、朝からお酒を召し上がるのですか?

先生:

そういう人もいますよ。

そういう人が、漏らす言葉が、

“今朝有酒,今朝醉

jīnzhāoyǒujiǔ,jīnzhāozuì”

だよ。

弟子:

ちょっと、失礼。

 『中日大辞典』 明日は明日の風が吹く、宵越しの金は使わない、

                       ゆきあたりばったり(に過ごす)

 『中日辞典』  その日暮らしをする、宵越しの金は持たない

 『中国語辞典』 明日は明日の風が吹く

 Google中文    489,000件

 百度      522,000件

こういう生活態度を取る人は多いのでしょうか?

何%位いるのでしょうか?

先生:

100人に1人ってとこかな?

弟子:

まさかー??!!

そんなに少ないんですか?

日本には、結構いますよ。

先生:

私の周りには、余りいないよ。

皆、真面目に働く人ばかりだよ。

           

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