カテゴリー「ね」の記事

2008年12月27日 (土)

根も葉もない

弟子:

先生、次の

“无中生有 wúzhōngshēngyǒu

ですが、「根も葉もない」っていう意味ですよね?

“没有的事 méiyǒudeshì”

と同じ意味でしょう?

先生:

「枯れ木が、スッポンポン」?

弟子:

また、おふざけを。

でも、確かに、外国人であれば、そう解釈しても

おかしくないですね。

ただ、「根」もないのですから、「木」っていう訳には、

行かないでしょう。

それは、ともかく、ちょっと、失礼。

 『中日大辞典』  ①ありもしないことを作り出す、

             捏造する

            ②万有は無から出る

 『中日辞典』   <成>事実でないことをこしらえる、

                でっちあげる、

                捏造する

 『中国語辞典』  <成>何もないのに無理やりでっち上げる

 『50+630』   でっちあげる、捏造する

私は、今回、言ってみれば被害者なのですが、この事件を

愛妻に報告したところ、「あなたの日頃の行いが招いたのです」

とたしなめられました。

また、「理科が・・・・どうのこうの」とのたまってましたよ。

先生:

それは、「李下に冠を正さず」じゃろ?

弟子:

何ですか、それ?

まず、それを教えてくださいよ。

先生:

奥さんに教えてもらえばいいじゃないか?

弟子:

ダメですよ。

うちのは、文科系ですから。

先生:

??????????????????

2008年12月25日 (木)

狙いは別

弟子:

先生、先ほどおっしゃられた、

“酒翁之意不在酒 jiǔwēngzhīyìbùzàijiǔ”

ですが、どう言う意味でしょうか?

先生:

あー、あれか?

「本当の狙いは別」って、ことさ。

弟子:

ちょっと、失礼。

  『中日大辞典』 なし 

 『中日辞典』   なし

 『中国語辞典』  なし

 『50+630』  本当の狙いは別

意外と載っていないですね。

先生:

まー、辞書編纂者の意図は、別のところにあるんじゃろう。

弟子:

?????

2008年9月17日 (水)

ネット市民

弟子:

最近、インターネットでよく、

“网民 wǎngmín

という言葉に出会います。

これは、日本語では、「ネット民」「ネット市民」・・・

などと訳せるでしょうか?

先生:

「世界のネット人民よ、立ち上がれ!

 今この危機に・・・・・・」

やはり、「ネット人民」がいいんじゃないかな?

弟子:

「ネット人民」?

「オリンピックの開会式に来なかった○○国の

 首脳に対し、中国ネット人民は、いつか仕返し

 をしてやるぞと息巻いている」って感じですね。

時間つぶしにネットをやっている人が、ネットに

をやりだしたとたん、「人民」になるんですか?

たった一人が、書き込みをしても、「ネット人民」

になって、その国の民意を代表してしまうことが

ままありますよね。

「人民」は、重すぎませんか?

先生:

そうか、重すぎるか?

じゃー、「ネット遊民」はどうかな?

弟子:

「ネットゆ~みん」?

軽すぎません?

先生:

じゃー、「ネット愛好家」、「ネット族」、「ネット住民」

「ネット利用者」「ネット活用者」「ネット参加者」・・・

「ネット至上主義者」・・・「ネット偏愛者」・・・

弟子:

先生、「ネット人」では、どうでしょう?

先生:

「ネット人」ね?

「ネアデルタール人」と混同しないかな?

そうだ、「ネットビト」と読めばいいんだ。

弟子:

先生、何だか、時間をつぶすためのネットの

チャットみたいになって来ましたね。

2008年3月12日 (水)

先生:

音で気になるのは、この位かな?

でも、君達、四声はしっかり勉強して欲しいな。

例えば、

“猫 māo

“毛 máo”

次の例は、私が実際に経験した訳じゃなくて、受け売り

だけどね。

“下面有猫吗?

“下面有毛吗?”

は、それぞれ、

 「階下に、猫がいるの?」

 「下のほうに、毛、生えてる?」

だよね。

で、中国人同士の会話で、元々は、

 「階下に、猫がいるの?」

と聞いたつもりだったのに、聞かれた方が、

真顔で、

 「ハイ、少しですが・・・」

と答えてしまったと言うんだよ。

弟子:

中国語の発音は、難しいですね。

いや、厳しいですね。

真面目に、やらなきゃ。

 

2008年2月 7日 (木)

捏造

弟子:

飛び入りの続きですが・・・。

先生は、

 外務省:「オーバーに言う」

 テレビ局:「捏造」

どちらが、原語のニュアンスに近いと思われますか?

先生:

その前に、中国のインターネットで、こういう解説をする人もいる。

 「“炒作 chǎozuò は、けなす意味を持った言葉である。

    メディアが、捏造、誇張、憶測等の正常とはいえない手段により、

    或る人、或る事件を報道することである。」

これらは、いずれも、中国人が、中国人に、言葉の意味を尋ねた

サイトに載っているものなんだよ。

それ位、これらの言葉は、新しく、語義が一定していない、つまり、

使う人によって語義が異なって来てしまう言葉なんだよ。

弟子:

で、先生の誤判定は?

失礼、ご判定は?

先生:

まず、参考消息を書いた人に軍配を挙げたいね。

なにしろ、「餃子」がニュースの「具」なのだから、ついつい、

“炒める=いためる”が、頭に浮かんでしまったんだろうね。

いや、ここでは、“炒作 chǎozuò しかなかったん

じゃないかな?

もしかしたら、彼(または彼女)の頭には、先ず、

   捏造、誇張、憶測

が浮かんだが、

   これは、両国の政治問題に発展しかねない

   これは、表現が月並み過ぎる

   これは、インパクトが弱い

ということで、他にないかなと一瞬考えたら、

ピッタリの言葉があったと言う訳で、本人は、恐らく

今頃、悦に入っていると思うよ。

弟子:

先生、それは、罪作りな話ですね。

先生:

日本語に強いて訳せば、いや、私だったら、こう訳すな。

 「捏造とも、誇張とも、憶測とも取れる表現をする」

どうかね?

弟子:

ややこしいですね、この関係は。

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