弟子:
飛び入りの続きですが・・・。
先生は、
外務省:「オーバーに言う」
テレビ局:「捏造」
どちらが、原語のニュアンスに近いと思われますか?
先生:
その前に、中国のインターネットで、こういう解説をする人もいる。
「“炒作 chǎozuò ”は、けなす意味を持った言葉である。
メディアが、捏造、誇張、憶測等の正常とはいえない手段により、
或る人、或る事件を報道することである。」
これらは、いずれも、中国人が、中国人に、言葉の意味を尋ねた
サイトに載っているものなんだよ。
それ位、これらの言葉は、新しく、語義が一定していない、つまり、
使う人によって語義が異なって来てしまう言葉なんだよ。
弟子:
で、先生の誤判定は?
失礼、ご判定は?
先生:
まず、参考消息を書いた人に軍配を挙げたいね。
なにしろ、「餃子」がニュースの「具」なのだから、ついつい、
“炒める=いためる”が、頭に浮かんでしまったんだろうね。
いや、ここでは、“炒作 chǎozuò ”しかなかったん
じゃないかな?
もしかしたら、彼(または彼女)の頭には、先ず、
捏造、誇張、憶測
が浮かんだが、
これは、両国の政治問題に発展しかねない
これは、表現が月並み過ぎる
これは、インパクトが弱い
ということで、他にないかなと一瞬考えたら、
ピッタリの言葉があったと言う訳で、本人は、恐らく
今頃、悦に入っていると思うよ。
弟子:
先生、それは、罪作りな話ですね。
先生:
日本語に強いて訳せば、いや、私だったら、こう訳すな。
「捏造とも、誇張とも、憶測とも取れる表現をする」
どうかね?
弟子:
ややこしいですね、この関係は。