カテゴリー「ぬ」の記事

2014年11月12日 (水)

ぬけぬけと大言壮語する

弟子:  

今度は、「あの手のぬけぬけと大言壮語する

輩は、自分の言葉に足をすくわれるからな、

見てろ」の 「ぬけぬけと大言壮語する」です

が・・・?

 先生:

 “大言不惭 dàyánbùcán” 

 などと言うよ。

 “那些不经选举产生的议员,又有什么

  资格大言不惭地代表市民发言?”

 を訳してご覧。

 弟子:

 「あれらの選挙を経ずして議員になりあがった

 連中が、市民を代表してるって、そんな

 思い上がったことを言えるのか?」

2013年9月 7日 (土)

濡れ鼠

弟子:

今度は、「あらあら、こんなに濡れ鼠に

なって。さあ、家に入りなさい」の「濡れ

鼠」ですが・・・?

先生:

“落汤鸡 luòtāngjī”

などと言うよ。

“大队几百号人,落汤鸡般

  站在河堤上。

を訳してご覧。

弟子:

「大隊の数百人が濡れ鼠さながら、

 堤に上がった。」

2011年10月24日 (月)

抜き足差し足

弟子:

今度は、「コラ!抜き足差し足で逃げようったって

逃がさないぞ」の「抜き足差し足」ですが・・・?

先生:

“蹑手蹑脚

  nièshǒunièjiǎo”

などと言うな。

“男子半夜蹑手蹑脚地抱被褥

  挪窝,误被当贼。”

を訳してご覧。

弟子:

「夜中に布団を抱えて、抜き足差し足で、

 寝床を換えようとした男が、泥棒と

 間違えられた。」

2010年1月27日 (水)

盗人猛々しい

弟子:

今度は、「あの野郎はぬすっとだ。まさに、盗人

猛々しいで、金を返さないどころか、俺の悪口を

言いたい放題だ」の「盗人(ぬすっと)猛々しい」

ですが・・・?

先生:

“债户凶巴巴的

zhàihùxiōngbābāde

などと言うな。

“债户不付款,催多了现在债户

凶巴巴的,电话挂掉或不接,

怎么办?

を訳してご覧。

弟子:

「借り手が金を返さないので、何度も催促

 したら、今度は、盗人猛々しいで、

 電話はガチャンと切られるわ、

 電話には出ないわで、困っています。

 どうしたらよいのでしょうか?」

先生:

そんなの簡単さ、「携帯メール」を打てば

いいよ。

弟子:

????

2009年12月30日 (水)

濡れ手で粟

弟子:

今度は、「濡れ手で粟とは、この事ですね。

儲かる時は儲かるもんですね」の「濡れ手

で粟」ですが・・・?

先生:

“不劳而获 bùláo’érhuò”

などと言うな。

“取消遗产税将使亿万富翁的

孩子不劳而获,使富人永远富有,

使穷人永远贫穷。

を訳してご覧。

弟子:

「相続税をなくせば、億万長者の子供達を

 濡れ手で粟にするばかりで、金持ちはま

 すます富み、貧乏人はますます貧窮する

 だけだ。」

先生:

わしも、金持ちの子供になってみたいな。

どんな気持ちだろうな?

自分で汗水たらすことが全くないんだぜ。

それでいて、

「国家の懐は苦しいんだぞ!

そこのところをよく考えろ!」

などとほざいてみたいよ。

弟子:

先生、今日は、ずいぶんと、

気が立っておられますね。

先生:

金持ちだったら、「生前贈与」などと「節税」など

考えずに、「病院」や「学校」や「奨学基金」でも

ぶっ立ててみろってんだ!

弟子:

すみません!

貧乏人である我々の「突き上げ」が

不十分で。

先生:

そうだ!

さあ、貧乏人よ、この「むしろ旗」を持って、

街頭に出よ!!!!

弟子:

(やはり、アドレナリンが出過ぎているよう

 だな。)

2009年9月21日 (月)

ぬくぬくと育つ

弟子:

今度は、「ぬくぬくとお育ちになったお坊ちゃん

には、分からんだろうが、ひもじい感覚っての

は、ややもすると習慣化して来るんだよ」の

「ぬくぬくと育つ」「自分がいかに恵まれている

かが分からない」ですが・・・?

先生:

“养尊处优 yǎngzūnchǔyōu”

“身在福中不知福

shēnzàifúzhōngbùzhīfú

“生在福中不知福

  shēngzàifúzhōngbùzhīfú”

などと言うな。

“他们的生活条件那么好,

简直是身在福中不知福。”

を訳してご覧。

弟子:

「彼らは、生活に恵まれすぎていて、

 まさに自分達がいかに幸せかが、

 見えていないんだ。」

先生:

人は、通常、いつ頃から、自分の幸福度が

見えて来るものなのだろうか?

弟子:

そうですねー、私の場合は、生まれて3ヶ月目、

お隣の同輩が、「ほとばしる母乳」をたらふく飲

んでいるのを目撃した時からですね。

先生:

なるほど。

それで、わしが「ミルク」を飲んでいると、君は、

いつもじっと見つめているって訳か。

2008年8月 6日 (水)

濡れ場

弟子:

先生、ついでに、「濡れ場」って、どう言います?

先生:

あー、「洗い場」のことかな?

弟子:

とぼけないでくださいよ。

男女が、

“云雨之交”

をする場面ですよ。

先生:

なんだ、君、そんな品位のある言葉を知って

いたのか?

弟子:

日中辞典では、

“艳情场面 yànqíngchǎngmiàn

ってなっていますが・・・。

先生:

それも、いいが、

“激情床上戏 jīqíngchuángshàngxì”

なんかも、真に迫っていていいんじゃないかな?

弟子:

確かに、「くんずほぐれつ」って感じがしますね。

先生:

?????!!!

2008年8月 5日 (火)

濡れ衣を晴らす

弟子:

先生、「濡れ衣をはらす」は、どう言いますか?

先生:

「濡れ衣を脱ぐ」じゃないんだね。

“伸冤 shēnyuān

じゃよ。

弟子:

ちょっと、失礼。

 『中日大辞典』  無実の罪を取り除く、

            冤罪をすすぐ

 『中日辞典』    ①冤罪をすすぐ、ぬれぎぬを晴らす

            ②自分が無実であることを訴え出る

 『中国語辞典』  ①冤罪をそそぐ

            ②自分の冤罪を申し立てる

先生:

「そそぐ」か「すすぐ」か、どちらかにして欲しいな。

弟子:

確かに。

洗濯では、普通、「すすぎ洗い」って言いますから、

「すすぎ」と言っておけば間違いありませんよ。

先生:

歴史上、「大冤罪事件」というのがごまんとあるな。

弟子:

そうですよ。

私は、ソクラテスの妻やトルストイの妻が悪妻だと

言われているのは疑わしいと見ています。

先生:

なぜかね?

弟子:

人間、外面だけでは判断できないものですから。

先生:

なるほど。

じゃー、君、それを証明してやってくれよ。

2008年8月 4日 (月)

濡れ衣

弟子:

先生、ところで、中国のドラマによく、

“冤枉 yuānwang

と叫ぶシーンがありますが、

あれって、「濡れ衣」のことですか?

先生:

「ぬれねずみ」?

「ずぶぬれ」?

弟子:

「エンザイ」のことですが・・・。

先生:

”酵素”?

弟子:

先生、時々、先生と話をしていると、ソクラテス先生、

カント先生、ヘーゲル先生と話をしている気分に

なりますね。

先生:

そりゃー、光栄の極みじゃよ。

で、さっきのは「冤罪」のことじゃろう?

日本語は、文学的表現が過ぎるな。

「他人に罪を押しつける」位でよいだろうが。

「濡れたマントをかぶせる」などというのは、

「ひょんなことから濡れ場に出くわしてしまい、

濡れ衣を着せられるのが怖くて、取るもの

も取りあえず、ほうほうの体で、春雨の降り

しきる中を逃げ帰って来た・・・」などといった

文学作品の中だけにして欲しいな。

弟子:

文学作品???

先生:

中国人には、この漢字をいくら眺めていても、

「冤罪」のイメージは湧いて来ないな。

弟子:

先生、そりゃー、我々の先輩に対するとんだ

「濡れ衣」ってもんですよ。