カテゴリー「け」の記事

2009年12月18日 (金)

気色ばむ

弟子:

今度は、「あの普段は温厚な監督が気色

ばむとは、よほど審判の判定が常識はず

れのものだったんだろうな」の「気色ばむ」

「怒りを露わにする」「怒る」ですが・・・?

先生:

“作色 zuòsè

“变脸 biànsè”

“翻脸 fānliǎn”

“愤然作色 fènránzuòsè”

“脸露怒色 liǎnlùnùsè”

“面露怒色 miànlùnùsè

などと言うな。

“有人笑出声来,有人一脸鄙夷,

有人面露怒色,有人摇头叹气。”

を訳してご覧。

弟子:

「ある者は笑い声をあげ、ある者はバカにし、

 ある者は怒りを露わにし、ある者は首を振

 って溜息をついた。」

先生:

どういう場面?

弟子:

落語家が、高座で、うん・・・。

先生:

あー、わかった、「生理現象」だよな。

君が観客なら、どうする?

弟子:

「消臭剤を!」

と叫びます。

先生:

わしなら、

「落ちはまだ早い!」

と叫ぶな。

弟子:

?????????

2009年12月17日 (木)

迎合する

弟子:

今度は、「人間は、人に迎合ばかりして

おらず、時には、毅然として、己の主張

をすべきだ」の「迎合する」ですが・・・?

先生:

“迎合 yínghé

“讨好迎合 tǎohǎoyínghé”

“曲意逢迎 qūyìféngyíng

などと言うな。

“人活着究竟是为了

讨好迎合别人,

还是走自己的路?”

を訳してご覧。

弟子:

「人が生きるのは、他人に気を使い

 迎合するためなのか、或いは、自

 分の道を歩むためなのか?」

先生:

人間は、たった一人で生きて行ける

訳ではないのだから、他人と歩調を

合わせることも必要さ。

だが、それを人生の「目標」とする必

要はあるまい。

弟子:

はい、私もそう考えて、

 最初は、「ノー」と言い、

 次に、「イエス」と言い、

 最後に、「イエス、でも・・・」

と言うように自分を躾けました。

やってみましょうか。

先生:

「秩父の火祭りを見に行かないか?」

弟子:

「いやです。」

先生:

「じゃー、温泉に行こうか?」

弟子:

「はい、是非。」

先生:

「で、どこの温泉へ行こうか?」

弟子:

「どこでもいいですが、でも、

 塩辛くないところがいいです。」

先生:

????????

 

2009年10月 6日 (火)

けりをつける

弟子:

今度は、「何としても、年内には、この件は

けりをつけなきゃ」の「けりをつける」ですが

・・・?

先生:

「けりを入れる」じゃないのか?

“了结 liǎojié

などと言うな。

“非常谢谢从中解,

使我于了这桩痛苦了。

を訳してご覧。

弟子:

「皆様に調停していただいたお陰で、やっと

 この苦しみから逃れることができました。

 本当にありがとうございました。」

先生:

この「苦しみ」とは、何?

弟子:

言わずと知れた、「苦痛に満ちた婚姻」ですよ。

先生:

して、もめたのは、何じゃね?

弟子:

どちらが先にハンコを捺すか、です。

先生:

??????

2009年9月19日 (土)

現実のものとなりつつある

弟子:

今度は、「今までは夢としか考えられなかった、

大気から水を抽出することが、今や、現実の

ものとなりつつある」の「現実のものとなりつつ

ある」ですが・・・?

先生:

“离现实越来越近了 

líxiànshíyuèláiyuèjìnle”

などと言うな。

“员工盼望已久的绩效工资,

终于离现实越来越近了。”

を訳してご覧。

弟子:

「社員待望の成果主義賃金が、いよいよ、

 現実のものとなりつつある。」

先生:

社員が、「成果主義賃金」を望むっていうのは、

腑に落ちないな。

ポストや職位によって、賃金が決められていれ

ば、中高年はやる気がでるだろうが?

弟子:

先生、本当に、出ますか?

賃金は、「逓減する」んですよ。

先生:

ぎゃー!!!!

2009年8月31日 (月)

計画的

弟子:

今度は、「いいかい、野菜栽培は計画的に

やることが大事なんだぞ。特に、水と肥料を

やるタイミングを間違ってはいけないぞ」の

「計画的」ですが・・・?

先生:

“有计划 yǒujìhuà

“有计划性 yǒujìhuàxìng”

“计划周密 jìhuàzhōumì”

などと言うな。

弟子:

ところで、先生のご略歴を拝見する限りでは、

先生が農業に携わったということがどこにも

書いてございませんが、農業のご経験は

おありですか?

先生:

あるよ、あるよ、「下放」時代じゃよ。

考えてみれば、都会の知識人を鍛える上で、

これもなかなかいい制度じゃよ。

日本も、国を挙げてやるべきじゃよ。

弟子:

何を作るべきでしょうか?

先生:

そうじゃな、さしあたっては、やさしいものから、

「アーティチョーク」あたりから始めるといいよ。

弟子:

何それ?

2009年8月26日 (水)

警鐘を鳴らす

弟子:

今度は、「今回の最高裁の判決は、この法律の

抜け穴を利用して来た企業に対して、警鐘を鳴

らしたと言えよう」の「警鐘を鳴らす」ですが・・・?

先生:

“敲响警钟

qiāoxiǎngjǐngzhōng

と言うな。

弟子:

日本語とほとんど同じですね。

先生:

日本でも、「警鐘」というのは、「衝く」のかね?

弟子:

「鐘」は、普通、「衝き」ますね。

先生:

「こすったり」、「引っ掻いたり」、「なでまわしたり」

しないのかね?

弟子:

しませんね。

先生:

だから、似た表現になるんじゃよ。

「動作」と「動作の対象」が、ほとんど同じだから

な。

弟子:

なるほど。

ところで、先生、お年を召されると、聞こえない

「音」があるそうです。

試してみましょうか?

「鐘、金、カネ、かねをもっとくれ!!」

先生:

「無い袖は振れないぞ!」

弟子:

聞こえません!!!!

2009年8月25日 (火)

けばけばしい服装

弟子:

今度は、「あの子は目立ちたがり屋なのか、

いつもけばけばしい服装をしているね」の

「けばけばしい服装」「けばけばしい身なり」

「着ているものがけばけばしい」「妙にけば

い」ですが・・・?

先生:

“扎眼 zhāyǎn”

“刺眼 cìyǎn

“穿衣服花哨

chuānyīfuhuāshao”

“穿得花花绿绿的

chuāndehuāhuālǜlǜde”

“打扮得花枝招展

dǎbàndehuāzhīzhāozhǎn

“穿得太显眼

chuāndetàixiǎnyǎn

などと言うよ。

弟子:

ちょっと、失礼。

“花枝招展 huāzhīzhāozhǎn

『中日大辞典』  花をつけた枝が風にそよいで

           きれいなさま

           <喩>婦人が美しく着飾ったさま

『中日辞典』    <成>はでな着飾りが人目を引く、

                女性のはなやかな装いを

                形容する、

『中国語辞典』   <成>(花をつけた枝が風を受け

                 揺れ動いて美しい→)

                 女性が着飾ってあでやか

                 である   

『50+630』    なし

先生、この四字熟語は、悪い意味が感じられませんね。

日本女性の「和服」の「あでやかさ」などを形容している

んですね。

先生:

そうだな。

「桜の花」や「牡丹の花」が、咲き誇っている感じかな。

弟子:

ところで、最近は、男も、結構、「けばけばしい」

格好をしていますよね。

先生:

あー、「婚活」のためだろうよ。

弟子:

???

2009年7月11日 (土)

欠点を並べ立てる

弟子:

今度は、「こんなめでたい席だというのに、彼女、また

夫の欠点を、これでもかこれでもか、と並べたてている

よ」の「欠点を並べ立てる」「欠点を数え上げる」ですが

・・・?

先生:

誰じゃいな?

弟子:

「お百」ですよ。

先生:

????????

“数落 shǔluo

“数落不是 shǔluobùshì”

と言うな。

弟子:

ちょっと、失礼。

“数落 shǔluo

 『中日大辞典』  ①他人の欠点を数え上げる、

             責める、説教する

            ②一つ一つ数え上げる、

             ぶつくさ言う、

             くどくど言う

 『中日辞典』   ①苦情を並べ立てる、

             他人の落ち度を一つ一つ指摘して

             責める

            ②いちいち数え上げる、

             並べ立てる

 『中国語辞典』  ①(落ち度・過ちを)数え立てて責める、

             (広く一般的に)非難する、説教する、

             小言を言う 

            ②(人・出来事などについて)一つ一つ

              取り上げて言う、

              数え立てて言う

先生:

ハタ迷惑だよな。

弟子:

そうですかね?

面白いじゃないですか。

「偉い人」の人間らしい一面が、垣間見えて。

先生:

だが、彼女らは、何の目的があって、夫を、

人前でこき下ろすんだろうか?

自分もこき下ろしていることに気がつかない

んだろうか?

弟子:

さー、難しい心理分析を必要としますね。

「皆さんが思っているほど、彼は、偉大でも、高潔

 でもないよ。

 こう見えても、私の方が、ずっと偉いんだよ」

とでも、言いたいんでしょうか?

そうだ、「お百」に聞いてみよう。

先生:

?????????

2009年3月19日 (木)

ゲーム理論

弟子:

先生、今度は、「ゲーム理論」ですが・・・?

“游戏论”

でよろしいですか?

先生:

もうちょっと、格調高く、

“博弈论 bóyìlùn

と言うな。

弟子:

何ですか、これは?

漢字を見ただけでは、日本の漢字検定協会公認の

漢字博士でも分かりませんね。

先生:

中国では、小学生だって、知っているよ。

弟子:

ちょっと、失礼。

“博弈 bóyì

 『中日大辞典』  勝負事、賭博

 『中日辞典』    <書>碁を打つ

 『中国語辞典』  なし

なるほど。

「見かけ倒し」ですね。

先生:

西洋人は、偉いよな。

何でも、「学問」らしくしてしまうんだからな。

中国の大昔にも「ゲームの達人」は、ゴマンとい

た筈だが、惜しいかな、学術書は、残さなかった

んだよな。

弟子:

それで、「シドニィ・シェルダン」にも先を越されて

しまったんですか?

先生:

??????????????

2009年2月13日 (金)

下品な人間が立派なことを言えるはずがない

弟子:

先生、先ほどの、眉間に皺を寄せ、目くじらを立て

ながらおっしゃられたお言葉は、何というお言葉

でした?

教えてください。

先生:

「目がクジラ」????

まー、いいや。

“狗嘴里吐不出象牙

gǒuzuǐlitǔbuchūxiàngyá”

だよ。

弟子:

ちょっと、失礼。

 『中日大辞典』  “狗嘴里吐不出象牙来”

           <諺>犬の口から象牙は吐き出せない、

              下品な人間はどうせ上品なことは

              言えない

 『中日辞典』   <諺>イヌの口から象牙は生えない、

                下品な人間がりっぱなことを言え

                るはずがない  

 『中国語辞典』  <諺><罵>(犬の口から象牙は出てこない

                →)(下品な話を聞いた時その話し手

                をののしって)悪人の口からはまともな

                言葉は出て来ない、

                ろくな話は聞けない

 『50+630』   下品な人間が立派なことを言えるはず

            がない

先生、かなりきついお言葉を私に投げかけられたんですね。

先生:

そうじゃよ。

かわいい弟子を叱咤激励するつもりで、言ったんだよ。

こたえたかね?

弟子:

もちろんです。

ちょっと、図に乗りすぎました。

申し訳ございませんでした。

先生:

君に、敢えて「下品な言葉」を言わせたわしも悪い

んじゃよ。

気分を換えて、「犬も食わぬ肉まん」を食いに行こう

や。

おいしいぞ。

弟子:

??????

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