濡れ手で粟
弟子:
今度は、「濡れ手で粟とは、この事ですね。
儲かる時は儲かるもんですね」の「濡れ手
で粟」ですが・・・?
先生:
“不劳而获 bùláo’érhuò”
などと言うな。
“取消遗产税将使亿万富翁的
孩子不劳而获,使富人永远富有,
使穷人永远贫穷。”
を訳してご覧。
弟子:
「相続税をなくせば、億万長者の子供達を
濡れ手で粟にするばかりで、金持ちはま
すます富み、貧乏人はますます貧窮する
だけだ。」
先生:
わしも、金持ちの子供になってみたいな。
どんな気持ちだろうな?
自分で汗水たらすことが全くないんだぜ。
それでいて、
「国家の懐は苦しいんだぞ!
そこのところをよく考えろ!」
などとほざいてみたいよ。
弟子:
先生、今日は、ずいぶんと、
気が立っておられますね。
先生:
金持ちだったら、「生前贈与」などと「節税」など
考えずに、「病院」や「学校」や「奨学基金」でも
ぶっ立ててみろってんだ!
弟子:
すみません!
貧乏人である我々の「突き上げ」が
不十分で。
先生:
そうだ!
さあ、貧乏人よ、この「むしろ旗」を持って、
街頭に出よ!!!!
弟子:
(やはり、アドレナリンが出過ぎているよう
だな。)