賢くなる
弟子:
今度は、「彼は、組織人としてもう少し賢く
なれないものだろうか?」の「賢くなる」
ですが・・・?
先生:
“放聪明 fàngcōngmíng”
などと言うな。
“你放聪明点,
要不然的话,
你就等着死无葬身之地吧!”
を訳してご覧。
弟子:
「お前もうちょっと賢くならないと、死んでも
身の置き場に困るぜ。」
「君、もう少し賢く立ち回れよ。さもないと、
ろくな死に方をしないことになるよ。」
先生:
「じんかんいたるところせいざんあり。」
って言うだろう?
弟子:
「塵間いたるところ西山あり。」?
先生:
ちがうよ。
「人間いたるところ青山あり。」
じゃよ。
人は、どこでも「死ねる」ということじゃよ。
弟子:
だったら、何も心配はいりませんね?
先生:
だが、「死に方」が、問題なんじゃよ。
「身の置き場のない死に方」って分かるかな?
弟子:
分かりますよ、「地震」で、重なり合って死ぬ
場合でしょ?
先生:
あ~あ。