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2009年7月21日 (火)

生ける屍

弟子:

今度は、「そんな生き方をしていたのでは、生ける

屍と同じですよ」の「生ける屍」ですが・・・?

先生:

「サイレンス」の「戚偉易」のセリフかな?

ドラマの中でも、こう言っていたよ。

“行尸走肉 xíngshīzǒuròu

弟子:

ちょっと、失礼。

 『中日大辞典』    <罵>歩いている屍や肉のような

                何のとりえもない無能者

 『中日辞典』   <成>生ける屍、ただ生きているだ

                けで何もせずにぼんやりと

                日を過ごす人のたとえ

 『中国語辞典』  (歩くことのできるしかばねと歩くこと

            はできるが魂のない肉体→)

            ①ただ生きているだけでぼんやりと

             日を過ごす人、無為に日を送る人

            ②信念・道徳を顧みず悪事を働く人

 『50+630』   なし

先生:

このドラマの主人公は、この台詞を、父親に向かって

言い放っていたが、わしは、この台詞は、母親にこそ

向けられるべきだと思ったな。

弟子:

フェミニストの先生にしては、珍しいお言葉です

ね。

「専業主婦」も、立派に職業ではないでしょうか?

先生:

しかし、この家には、家の切り盛りをする使用人

が大勢いるんだよ。

彼女が、かわいそうだと思うんだよ。

そして、息子がその辺を気遣ってやり、母親を

かばってやったり、何かアドバイスをしてやる

べきだよ。

弟子:

確かに。

でも、そんなしっかり者の息子だったら、この

ドラマは成立しなくなりますよ。

しっかりしていない息子にさえ、父親が、「生ける

屍」とののしられるってことなんですから。

先生:

なるほど。

ドラマは、優等生や、しっかり者だけで成り立って

は行かないんだな。

弟子:

そうです。

この世の中自体がそうなんですよ。

先生:

分かった、分かったよ。

やはり、君の「役割」は、「生ける屍」だな。

弟子:

???

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