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2009年7月 5日 (日)

世をすねる

弟子:

今度は、「おまえ、こんな世の中だからどうしようもない、

すべて世の中が悪いんだと思ってるのかも知れないが、

そんな風にすねていても、誰も助けちゃくれないよ」の

「世をすねる」「世の中が悪いとする」「社会のせいに

する」ですが・・・?

先生:

ピッタリの言葉があるよ。

“玩世不恭 wánshìbùgōng

弟子:

ちょっと、失礼。

 『中日大辞典』      世の中を茶化し不遜である

 『中日辞典』         <成>世間をもてあそび言動が

                 不遜である、

                 生活態度が不まじめである

 『中国語辞典』   <成>(多く若者が世の中が思い

                  どうりにならないのを不満

                  に思い)世事を軽んじて不

                  まじめな言動をする、

                  世をすね生意気な態度を

                  取る

 『50+630』    なし

なるほど、「どんぴしゃ」ですね。

このすね方が高じると、「屈原」や「ヨブ」のようになるので

しょうか?

先生:

君、この人達と、ちょっと挫折したから、「キレた!」、

「頭に来た」などとぬかしている者を一緒くたにしちゃ

ー、いけないよ。

買いたかった「アイスクリーム」が品切れで、キレて、

「この世は、ままならない」などとすねている者と、君が

挙げたお二人は、全然悩みのレベルが違うんだよ。

このお二人は、「真面目に生き、耐えに耐えて」も、

世の中に「罪」や「苦しみ」がなくならないことに絶望した

我々の先輩なんだから。

弟子:

分かりました。

実は、今朝、「ケチャップ」が食卓に切れていて、

仕方なく「マヨネーズ」をウィンナーに掛けて食べ

たんです。

それで、自分は、「ヨブ」か、「屈原」になった気分

で、世を呪っていたのですが、とんだお門違いで

あることが分かりました。

先生:

そうだよ。

仮に、塩も砂糖も切れていても、いや、ウィンナー

が切れていても、世をはかなむのは、早計という

ものだぜよ。

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