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2009年6月23日 (火)

先食いする

弟子:

先生、今度は、「今期は苦しいので、来期の利益を先食いする」

の「先食いする」ですが・・・?

ピッタリの言葉が、ありますか?

先生:

そういう粉飾決算をやっちゃダメだよ。

苦しい時こそ、経営者は、節操を持って事に

当たるべきだよ。

弟子:

分かりますよ、おっしゃられることは。

でも、ギリギリ法律に違反しない範囲でやれば

問題ないでしょう?

先生:

まー、そうじゃが・・・。

実は、ピッタンコの言い方があるんじゃよ。

“寅吃卯粮 yínchīmǎoliáng

と言うよ。

弟子:

不思議な漢字の組み合わせですね。

ちょっと、失礼。

 『中日大辞典』  <成>前借りして食いつないでゆく

 『中日辞典』   <成>寅の年に卯の年の米を食べる。

               収入が支出に追いつかず、前借りを

               して暮らしをつなぐたとえ。

 『中国語辞典』 <成>(寅の年に卯の年の食料をたべてしまう

                →)収入が支出に追いつかず後の収入

                を当てにして使い込む、前借りで食いつ

                なぐ

 『50+630』  なし

先生、国が大きな借金をして、後々の世代にそれを負担させる

というのも、まさに「前借り」と変わらないですよね?

先生:

変わらないどころか、まさに、それじゃよ。

よく、「会社ならとっくに倒産しているはずだ」などと、テレビで

評論家諸氏がのたまっているが、わしは、これは一種の「詭弁」、

「まやかし」だと思うな。

弟子:

どういうことですか?

先生:

「国だから、家庭や会社ができないことができる」ってことを

覆い隠してしまっていると思うんじゃ。

一人位、「国だから、大丈夫です。いざとなったら、国民全員

が何らかの形で負担すればいいんですよ。だから、じゃんじゃ

ん前借りをしましょうよ。後世の人間だって、先祖達が、やむに

やまれず莫大な借金を作ったってことを理解してくれるはずで

すよ」って言う評論家がいても良さそうなものじゃが・・。

弟子:

先生、そんなことを言ったら、「袋叩き」にあいますよ。

「ブログ」だったら、たちまち炎上、1000KMの炎が

上がりますよ。

先生:

そうか、やはり、暴論かな?

そうか、じゃー、わしも、ひ孫に期待せずに、自分の

借金は、自分の代でかたをつけることにしよう。

弟子:

なんだー、よくもそれで、しゃあしゃあと、「天下国家」を

論じられますね。

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