腐っても鯛
弟子:
今度は、「腐っても鯛」ですが・・・?
先生:
「腐っても鯉」、「腐ってもなまず」、「腐ってもエビ」、
・・・、「腐っても男」など、いくらでも言えるよな。
弟子:
いえ、「鯛」だからこそ、「腐っても鯛」なんです。
先生:
??????
まー、いいや。
“瘦死的骆驼比马大
shòusǐdeluòtuōbǐmǎdà”
では、どうかな?
弟子:
ちょっと、失礼。
『中日大辞典』 痩せて死んだらくだでも馬よりは大きい、
腐っても鯛
『中日辞典』 なし
『中国語辞典』 腐っても鯛
『50+630』 腐っても鯛
なるほど。
先生:
「鯛」と「らくだ」とは、お国柄の違いだな。
弟子:
「死んだ象」、「死んだマンモス」、「死んだカバ」などと
もいえますね。
先生:
いや、「馬」と「らくだ」の取り合わせが一番さ。
実は、
“牛瘦角不瘦”
とも言うんだよ。
弟子:
「牛」と「牛の角」ですか。
先生:
まてよ、この場合、「牛の角」が、「上」って言うのかい?
弟子:
「牛の本体は価値が減っても、牛の角は価値が減らない」
ですよね?
う~~~~ん?
先生:
それに、本当に、「牛の角」は、細らないかな?
誰に聞けば分かるかな?
弟子:
「牛若丸」に聞くしかないでしょう。
先生:
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