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2009年2月 3日 (火)

気を利かせて

弟子:

先生、今度は、「気を利かせて、・・・する」の

「気を利かせて」ですが・・・?

先生:

具体的な例を挙げてくれないか?

弟子:

はい。

「先生が、喫茶店で、若い女性と、指と指をからめ

 ながら、お茶していたとします。

 私が、その横を通り抜ける時、先生と目があっても、

 知らん振りする」というような場合です。

先生:

もうひとつピンと来ないな。

弟子:

では、別の例で。

「先生が、私が横を向いている間に、私のココアを

 飲んだとします。

 私は、それに気が付いているのに、知らんぷりを

 し、なおかつ、『先生、このココア、おいしいですよ。

 私が少しだけ口をつけましたが、よろしかったら、

 どうぞ』と勧める」

先生:

これは、微妙だな。

嫌味にもなり得るな。

だが、感じはつかめたよ。

ぴったりの言葉があるよ。

“知趣 zhīqù”

“知趣地 zhīqùde

じゃよ。

弟子:

ちょっと、失礼。

 『中日大辞典』   “知情知趣 zhīqíngzhīqù”

           物分かりがいい、気がきく、

           思いやりがある

 『中日辞典』   ①(人に嫌がられないように)気をきかす、

             物分かりがよい

            ②どう対処すべきかをわきまえている、

             自分の出る幕を心得ている   

 『中国語辞典』  物事を心得ている、

            ものわかりがよい、

            気を利かせる、

            万事心得ている

やはり、同じ人間ですね。

世界中のどんな民族にも、「気を利かせる」という言葉は

あるのではないでしょうか?

先生:

いやー、あるだろうが、「気を利かせた」上で、取る行動は、

結構違っているもんじゃよ。

弟子:

例えば?

先生:

例えば、夫婦喧嘩をしているところに、ひょっこり友人が来合

わせた場合などだよ。

弟子:

どういう風に、違います?

先生:

今度、君のところで夫婦喧嘩が始まりそうだったら、携帯で

知らせてくれないか。

すぐ、駆けつけるから。

そして、OJTで、教えてあげるよ。

弟子:

???

 

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