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2009年1月26日 (月)

怖いものなし

弟子:

こんどは、「怖いものなし」「この世に怖いものなし」

ですが・・・。

先生:

これは、ひとつの「境地」じゃな。

君は、この「境地」に達しているのかい?

弟子:

いえいえ、とても、とても。

でも、世の中には、いますよね、自らそう任じている

人が。

先生:

確かに、いるな。

で、こう言うな。

“死猪不怕开水烫

sǐzhūbùpàkāishuǐtàng

弟子:

何と!

「死んだ豚」ですか?

ちょっと、失礼。

 『中日大辞典』 <諺>死んだ豚は熱湯を浴びても

               平気だ、

               どうせ何をやっても同じ事だ、

               めくら蛇におじず               

 『中日辞典』  なし

 『中国語辞典』 <諺>(死んだ豚は熱湯をぶっかけ

                られても平気である→)

               (既に悪名を得たり悪い境遇

                にある者は)どのように扱わ

                れてもどんな責めに遭っても

                平然としている、

                カエルの面に水

 『50+630』  なし

そうか、死ねば、「怖いものなし」なんですね?

先生:

そんなこと、死んで生き返った人に聞かなければ、分からん

だろうよ。

誰か、そういう人を知ってるかい?

弟子:

いえ、いません。

ただ、「死んだ気になった人」は、知っていますよ。

先生:

誰かね?

弟子:

大勢いますよ。

若い頃の先生も、その一人です。

先生:

あじゃー、君、わしが華厳の滝から飛び降りた時の

「遺書」を読んだのか?

弟子:

はい、とくと、読ませていただきました。

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