口答えする
弟子:
今度は、「言い返す」「口答えする」「食ってかかる」
ですが・・・。
先生:
穏やかじゃないな。
奥さんかね、彼女かね?
弟子:
いいえ、自分の内にある「天と人の相克」です。
先生:
????????
何のことやら意味不明だが、
“顶几句 dǐngjǐjù”
“顶嘴 dǐngzuǐ”
“顶撞 dǐngzhuàng”
“抢白 qiǎngbái ”
じゃよ。
弟子:
孔子とその弟子の間では、「口論」は、見られな
かったようですが、プラトンとアリストテレスの間
では、しょっちゅうあったみたいですね。
東洋と西洋の風土の違いでしょうか?
先生:
先生に礼を尽くすのは結構じゃが、言いたいことを
言えないというのは、感心しないな。
で、君の、「内面的相克」とは、そんなに深刻かね?
弟子:
はい、右半身と左半身が反対の動きをするんですよ。
ですから、前にも後ろにも行けないんです。
先生:
そりゃー、内面から来ているのかな?
骨の付き方があべこべなだけじゃないか?