高句麗
先生:
歴史を引きずった問題と言えば、中国大陸と朝鮮半島
には、
“高句丽 gāogōulí”
の問題があるな。
弟子:
何ですか、それ?
確か、「新羅」「渤海」・・・などは歴史の教科書
にありましたが、ピンと来ませんね。
邪馬台国が、九州にあったか、四国にあったか
を議論するような性質の問題なのでしょうか?
先生:
問題そのものは、自分で調べてみてくれたまえ。
とにかく、ややこしいんだ。
周囲を海に取り囲まれた列島の人には分からない
問題だろうな。
弟子:
分かる分からないより、余り興味をそそられませんね。
先生:
そうだろう。
君がそそるのは、コーンスープ位のものだからな。
弟子:
おちょくらないでくださいよ。
真面目に研究する価値のあることだったら、我々も
真剣に調べたり、考えたりしますよ、当然。
先生:
まー、「ワコウのマツエ・・・」じゃない、万世一系の君達
には、こういう王朝の正統性といったような問題は、
ちょっと手に負えんじゃろう。
弟子:
何だか、仲間外れにされたみたいですね。