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2008年7月19日 (土)

アフターサービス(1)

先生:

話を、中国の特殊事情に根ざす言葉に戻すと、

“三包 sānbāo

というのもあるな。

弟子:

「3つの包み」ですか?

ちょっと、失礼。

 『中日大辞典』     なし

 『中日辞典』    なし

 『中国語辞典』   ①“包修 包换 包退 

                     bāoxiū bāohuàn bāotuì

              ;修理・不良交換・返品を保証すること

             ②(1957年に広く各地の農業生産協同

               組合で実施した)生産量・労働量・生産費

               の請負

“包修 包换 包退 

というのは、ちょっとオーバーに聞こえません?

修理をするのは、ともかく、「全品取替え」や「返品自由」って

いうのは、いかにも威勢が良いというか、いさぎよいのですが、

そんなことをしていたら、ビジネスの採算が取れないのでは、

ないでしょうか?

先生:

じゃー、そう言わないとしたら、どう表現する?

「当社の責に帰すべき欠陥・欠損に対しては、

無償修理・無償交換・無償返品いたします」

か?

迫力ないなー。

条件付でサービスを提供するかどうかを決めるなど

というのは、因循姑息だよ。

中国では、通らないよ。

中国では、この位のいさぎよさが必要じゃよ。

弟子:

だから、日本企業は、「難しい市場」だって、

頭を抱えちゃうんですよ。

先生:

「市場経済に移行せよ」って迫ったのは、君達

じゃないのかい?

弟子:

「計画経済」時代は、どうだったんでしょうね?

先生:

もちろん、

“三不包”

じゃよ。

弟子:

まったく、極端ですね、やることが。

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