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2008年7月18日 (金)

寄らば大樹の陰

先生:

「大樹」と言えば、こういうのもあるな。

“大树底下好乘凉

dàshùdǐxiàhǎochéngliáng ”

弟子:

ちょっと、失礼。

 『中日大辞典』 “挨着大树有柴烧”

             <諺>大樹のそばに居れば、薪には

                こまらない。

                寄らば大樹のかげ。  

 『中日辞典』        なし    

 『中国語辞典』  なし

 『50+630』   なし

先生:

君達が、好きな言葉じゃろう?

弟子:

そうですかね?

先生:

いい学校を出て、大きな企業や政府機関に勤めて、

安定した生活を営むっていう考え方をする人には、

しっくり来る言葉のはずじゃよ。

弟子:

先生、「山一證券」の倒産を契機に、日本には、

絶対倒れない「大樹」などないことが分かってしまっ

たんですよ。

「大樹が倒れる時は、下敷きになる人も多いし、

悲惨な目に遭う」という現実を目の当たりにして

しまったんですよ。

先生:

じゃー、今は、この言葉は死語だというのかね?

弟子:

そうは言いませんが、少なくとも「大樹神話」は、崩れ

去りましたね。

先生:

で、君は、何に寄りかかって生きているんだね?

弟子:

「大国」ですよ。

先生:

君、それは、やめた方が良いよ。

「国」ほど信用できないものはないよ。

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