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2008年7月22日 (火)

独占する

弟子:

先生、自信満々に「市場経済は大昔から中国には

あった」とおっしゃられましたが、その根拠をご教示

いただければと思いますが・・。

先生:

あー、いいよ。

“垄断 lǒngduàn ”

を辞書で引いてご覧。

弟子:

はい。

 『中日大辞典』 壟断する、思いのままに左右する、

           牛耳る 

 『中日辞典』  独占する

          <語源>もとは、「市にある小高い所」の意。

                商人がそれに登って有利な商品

                を見つけることから現在の意味が

                生じた

 『中国語辞典』 (金融・市場・取引・地位・利潤

           などを)独り占めする、独占する

先生:

日本語にも「壟断」という言葉が入り込んでいるようだな。

<語源>の説明にある通り、大昔、中国の商人は、

こういう風に知恵を働かせて、市場経済を手玉に取って

いたって訳なんだよ。

弟子:

なるほど、一理ありますね。

しかし、中国商人には、「お客様」の立場に立った視点が

見受けられませんね。

「利ざや」を抜くことばかり考えていますね。

先生:

市場経済の先兵、アメリカや日本の企業でも同じじゃろう

が?

お題目は、「お客様は神様です」だが、腹のうちは、

「壟断商人」と五十歩百歩だと思うがな。

いずれにせよ、中国は、大昔に「市場経済とは何たるか」

についてすでに知り尽くしていたと言えるな。

弟子:

先生、先生はもしかしたら、“陶朱公の子孫では?

先生:

うん、そうかもな。

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