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2008年6月12日 (木)

呉越同舟

弟子:

日本人が好きな言葉に、「呉越同舟」があります。

これって、元は中国語ですよね?

先生:

そりゃー、そうじゃろ。

弟子:

ちょっと、失礼。

“吴越同舟 wúyuètóngzhōu

 『中日大辞典』 <喩>呉越同舟、

               仇敵同士が同一の舟または

               同一の場所に一緒にいること

 『中日辞典』   なし

 『中国語辞典』 <成>(船が遭難しそうになったときは

                呉と越のように憎み合った同士

                でも協力して仲間となる→)

                呉越同舟である、

                仲の悪い同士でも利害が共通

                するときは協力することができる

 『50+630』  なし

かなり、辞書によって、説明が異なりますね。

先生:

これを、

“同舟共济 tóngzhōugòngjì

に引き付けた使い方は、

余り耳にしたことがないな。

ピンと来ないな。

こういうピンとこない言葉は、使わない方がいいんじゃ

ないかな?

弟子:

そうですか?

先生:

敵味方が、同じ場所に居合わせても、別にどうってこと

ないだろうが?

「戦場のクリスマス」のようなことが、極々まれに起きる

だけだろうが・・・。

弟子:

そうですか。

では、

“同舟共济 tóngzhōugòngjì

の方をしっかりと覚えることにしましょう。

 

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