堰き止め湖
弟子:
今も大地震の被災地で続けられている、
さまざまな二次災害防止措置の一つに
「堰き止め湖」の問題がりますよね?
「塞き止め湖」ってなんて言いますか?
先生:
“堰塞湖 yànsàihú”
じゃよ。
で、現在行われているのが、
“排险 páixiǎn”
じゃよ。
「危険を取り除く」作業じゃよ。
弟子:
先生、今は、こうした言葉が、新しい概念として
定着して来ているから、いいですが、昔は
こういう概念というか、ものの考え方がなかった
でしょうから、二次災害、三次災害で命を落とした
人がさぞかし多かったでしょうね。
先生:
そうだよな。
地震がおさまってほっと一息ついていたところへ、
いきなり鉄砲水が来て、訳も分からず死んで行った
人が無数にいただろうな。
弟子:
今は、死ぬ間際に、「あー、そうか、あそこの塞き止め湖
のことを忘れていた。逃げ遅れた自分が悪い」
などと自分の立場をある程度客観的に見れますから、
人類も少し進歩したって言えますね。
先生:
君、今日は、やけにニヒルだね。
弟子:
そりゃー、こんなに立て続けに自然災害が起きれば
誰だってそうなりますよ。

