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2008年5月18日 (日)

フェイドアウト

弟子:

それで、先生、今回の国家主席の訪日に関して、

中国の中央メディアが載せた次の文章をじっくりと

読んでみたいのですが・・。

“淡出历史悲情,不至于放弃原则,

并非搁置忘记历史,

而是不让历史问题成为包袱,

否则双方都看不到历史天空的

辽阔和蔚蓝。”

先生:

おー、日本人も本気になって来たな。

弟子:

先生、まず 冒頭の“淡出の部分ですが、これは

「フェイドアウトする」という意味ですよね。

そうなると、最初の部分は、

「歴史の非情をフェイドアウトする」

と訳せますね。

先生:

「フェイドアウト」は、英語から来たんじゃろう?

弟子:

はいそうです。

映画などでよく使われる手法ですよね。

弟子:

先生、とりあえず、最初の部分に挑戦して

みますが、ゴツゴツした荒削りの訳文に

なってしまいますが、ご勘弁を。

「歴史の非情をフェイドアウトするが、

原則を放棄することにも、

歴史を棚上げし、忘れることにも

ならない」

でしょうか?

先生:

うん、そんなところかな。

弟子:

では、中間部分ですが、

「歴史問題が重荷にならないようにする」

でしょうか?

先生:

うん、そんな感じだ。

弟子:

最後の部分ですが、

「さもないと、双方とも、天空の広さと青さを

見ることはないということになろう」

でしょうか?

先生:

全部つなげてごらん。

弟子:

「歴史の非情をフェイドアウトするが、

原則を放棄することにも、歴史を棚上げし、

忘れることにもならない。

歴史問題が重荷にならないようにする。

さもないと、双方とも、歴史の天空の広さ

と青さを見ることはないということになろう。」

先生:

これが、今回の訪日に対する中国メディア

“感受”ということだな。

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