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2008年5月16日 (金)

極悪人扱いする

弟子:

今、オリンピックを前にして、中国人の中から、欧米の

メディアは、「中国のことを目の敵にして、ぼろくそに言

っている」と非難する声が上がっていますが、ネット上で、

“妖魔化 yāomóhuà 

という言葉が使われていますね。

先生:

日本人には、読んで字の如しだよな。

「妖怪魔物を見るように見る」「妖怪魔物扱いする」

「極悪人扱いする」「極悪人のレッテルを貼る」

・・・と訳せるだろうな。

弟子:

なんだか、戦前の日本の「鬼畜米英」といった過激な

言葉を想起させますね。

先生:

民族とか、国とかが対立し、お互いを特殊な意味合い

を込めて呼び合うとなると、こういった過激な言辞となっ

てしまうみたいだな。

弟子:

でも、今回は、欧米メディアも、そういう言葉を使ってい

る訳ではなく、報道の内容からすると、「我が国のことを

もののけみたいに扱っているようだ」ということなんです

よね。

「我が国のことをいわれもなく非難している」

「我が国のことを根拠なく貶めている」

「我が国のことを歪曲して報道している」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

位では、相手の行動の非をとがめる上で迫力不足なん

でしょうか?

時としては、理性的に相手を非難する方が、有利な場合

もあるでしょう?

先生:

詳しい経緯は分からないが、何としても、オリンピックを

成功させたい、無事終わらせたいという気持ちが強い

分、理知的になったり、皮肉でもって相手を茶化したり

する気持の余裕がないのではないかな?

わしも、実は、内心では、大いに同調しているよ。

「何、『中国には、オリンピックを開催する国としての資格

がない?』だと?」

「中国だけが、そんなに特殊か、魔物か?」

「いままでオリンピックをやった国に、民族問題がなかった

とでも言うのか?」

・・・・・・・・・・

という風に、気持がエスカレートして行くんだよ。

まー、渦中にある中国人にしか、この気持は理解できない

のじゃないかな。

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