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2008年4月20日 (日)

蟻の門渡り

弟子:

先生、今度は少し難しいかも知れませんが、

「蟻の門渡り」ってどう言います?

先生:

あー、「ありのとわたり」だね。

それは、

会阴huìyīn”

って言うんだよ。

弟子:

少し簡単すぎやしませんか?

日本語の「会陰部」と同じですよね?

先生:

君達は、もう少し、ソクラテス先生の教えを守って、

自分のことを知らなきゃだめだよ。

いいかい、「会陰部」とは、“perineum”とも言って、

肛門と性器の間の狭いエリアを指すのだが、一般的

に言って、男性はそこを刺激されると気持ちが良く、

女性は、そのエリアの広さ、即ち性器の端と肛門を

結んだ線の長さの長短、即ち、女性器が前の方にある

か後ろの方にあるかで性器の性能が違うなどと言われ、

世界中で日夜研究が続けられているんだが、日本人は、

取り分けこのスポットに対し異常なまでのこだわりを見せ、

こういう「風雅な」名称を与えているんだよ。

宗澤亜氏が中国語で「日本近世性文化」という本を書い

いて、なかなかの力作なんじゃが、惜しいかな、この面、

いや、この点に対する日本人のこだわりについての記述

が乏しく、「蟻の門渡り」の中国語対応語も見あたらない

んじゃよ。残念じゃ。

弟子:

先生、なんでそんなにお詳しいんですか?

先生:

何を隠そう、昔私はセクソロジストを目指していたのじゃよ。

房中丹fángzhōngdān”

房中术fángzhōngshù

理趣经lǐqùjīng

を研究したもんじゃよ。

弟子:

で、なぜ、その「セクソロジスト」やらを止めて、今は、

仙人の修行をなさっているんですか?

先生:

それは、「話せば長い」じゃよ。

说来话长shuōláihuàcháng”

じゃよ。

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