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2008年4月26日 (土)

リンシャンカイホー

先生:

日本人が、人体の秘所に極めて風雅な名前を与えて

いる例を見たわけだが、中国人も負けてはいないよ。

中国人は、古来多くのゲームや遊びを生み出して来た

訳だが、その世界において、すなわち、遊び心の世界

において大変気の利いたネームミングをしているんだよ。

弟子:

そうですか?

どういったものですか?

先生:

その代表格は、マージャンさ。

たとえば、“岭上开花 lǐngshàngkāihuā

弟子:

ちょっと、失礼。

 『中日大辞典』  マージャンでカンをして、いちばん最後の

            牌すなわち嶺上牌であがること。

 『中日辞典』    なし

 『中国語辞典』  なし

 『50+60』    なし

あっ、待ってくださいよ、これって、「リンシャンカイホー」の

ことじゃ、ありません?

先生:

“林香开后”

何じゃ、それ?

弟子:

“岭上开花 lǐngshàngkāihuā

を日本語の音にしたものですよ。

先生:

そうか、このきれいな響きを何とか残そうとしてくれたんだね?

だが、君たちは「般若心経」の場合と一緒で、意味が分からない

まま、ありがたい「おまじない」にしてしまっているんと違うか?

弟子:

すみません、その通りです。

先生:

マージャンの世界は、まさに「日本庭園」のように、世界をこの

四角の中に取り込んでいるんだよ。

そして、ある時、「山の上に花が咲く」。

海を見はるかす嶺の頂に、大輪の花が咲く。

きれいだろう。

詩的だろう。

この手であがる時には、日本人も、

 「エーイ、お山のてっぺんに花が咲きました!」

 「エーイ、お山に花が咲いたよ!」

 「エーイ、お山に花よ咲け!」

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

などとした方がいいんじゃないか?

弟子:

ご説ごもっとも、まさに仰せの通りですが、何しろ

日本マージャンのルールブック改定にかかわる

ことですので、私の力では、なんともできないの

でございます。

先生:

そうか、それは、残念至極じゃが、仕方ないかな。

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