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2008年3月18日 (火)

暴動

弟子:

先生、飛び入りですが、現在、チベットで起きている

事件を中国のメディアというか政府は、

“打砸抢烧 dǎzáqiǎngshāo

と表現していますね。

先生:

そうだね。

“打砸抢” 

じゃないね。

弟子:

ちょっと失礼。

 『中日大辞典』   殴打・破壊・略奪

 『中日辞典』    殴打・破壊・略奪を働く

 『中国語辞典』  “打砸抢份子”

             (文化大革命中にブルジョワ反動路線に

              謀反し)ぶん殴り・打ち壊し・略奪を働く

              人々

 『50+630』 なし

日本語に訳すとしたら、「打ち壊し」「破壊活動」「暴動」

「擾乱」「騒乱」などとなるのでしょうか?

先生:

事の性質上、どういう訳にするかは、慎重を期すべきだと

思いますが、そういった感じでしょう。

原因や背景や現象をつぶさに見ないと、どの訳語が最も

適切であるかは、決められないと思いますよ。

弟子:

でも、先生、メディアにとっては、そんな悠長なことを言って

いられないでしょう。

昔、日本で、NHKテレビのアナウンサーが、学生運動の

デモ隊を「暴徒」と表現して、「只今、暴徒が線路伝いに

新宿に向かっています」と報道して、物議を醸したことが

ありましたよ。

この種の報道は、難しいですね、立場や価値観も関係

して来ますので。

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