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2008年1月27日 (日)

敵を知り己を知れば、百戦あやうからず

先生:

そういえば、もう一つ、少々気になる「勝手な変更」があるな。

弟子:

何ですか?

先生:

“知彼知己百战不殆 

zhībǐzhījǐbǎizhànbùdài  

だ。

弟子:

ちょっと失礼。

  『中日大辞典』  敵を知り己を知っておれば何回

             戦っても危険はない(勝つ)

  『中日辞典』    敵と味方の情勢を熟知すれば、

             いくら戦争をしてもまちがいなく勝てる

  『中国語辞典』  “知彼知己” 彼我の情勢をよく知る 

             ◆しばしば後に“百戦百勝”“百戦不殆”を伴う

    『50+630』   “知己知彼,百戦不殆”

             敵を知り己を知れば、百戦あやうからず             

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先生、問題ないでしょう。

“彼”は、「敵」の意味でしょう?

先生:

そうなんだけど、日本人に「敵」って言われると、気になるなー、

戦争を想定しているみたいで。

弟子:

考え過ぎですよ。

日本語から中国語に訳す場合は、通訳諸氏には、「彼」と言う

ように指導しておきますから。

それだったら、波風は立たないでしょう?

先生:

まー、そうだけど、「彼」と言ったのでは、ピンと来ないのかな?

元に戻せばいいのに。

弟子:

先生、孫子先生は、元々どちらをおっしゃられたのか、確とした

証拠はないでしょう。

ですから、余り細かいことは言いっこなしにしましょうよ。

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